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人工知能の今と未来 『人工知能は人間を超えるか』 感想

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの (角川EPUB選書)

ABOUT

東京大学准教授の松尾豊氏の著書

今の人工知能に何ができて、何ができないか
過去の研究で何が行われてきたか

そういった人工知能研究の過去と現在、そして未来の行く末について書かれています

人工知能はできないわけがない」ってホント?

私は人工知能を作ることは不可能だと考えています
よくある論理に 、人間の脳は電気回路と同じだからコンピュータで再現できる、というのがあります
本当にそうなんですかね
シリコンの回路と脳細胞の回路を同一視していいとは思えません

もちろん脳神経と量子力学を結びつけるのはナンセンスですが
シリコンチップにはなくて、細胞にはある機能があるはずです
知能の謎は脳細胞に隠されていると思います

もし人工知能が実現したとしても、それはシリコンチップ上ではなく、生きた細胞で作られていると考えています

そもそも知能って何ですかね?

ディープラーニングは本当に「人工知能研究における50年来のブレイクスルー」なのか

松尾 豊氏は本書で、ディープラーニングの重要性を説いています
「特徴表現をコンピュータが自ら獲得する」ことが出来るからです
語弊がありますが、簡単に言えば、コンピュータが自ら「概念」を獲得することが出来るようになったということです

概念の獲得ができることで、「自ら学ぶ」ことが出来るようになります

ディープラーニングは、ニューラルネットワークを何層にも重ねることによってこれを実現しています

確かに、今までにない手法だと思います
しかし、たとえば「ネコ」という概念を獲得させるために何千万枚という画像を使っています
子供が「ネコ」を知るために、何千万匹のネコを見る必要はありませんよね

やっぱり、コンピュータの計算力任せであることには、変わりないと思います

最後に

次、読もうと思っているのは、マレー・シャハナハンの『シンギュラリティ:人工知能から超知能へ』です
今アマゾンで売り切れているんですよね
再入荷いつかなぁ